東京から南へ200km。
御蔵島は伊豆七島に所属する火山島のひとつです。
島民約300人、 ミナミハンドウイルカ約120頭、オオミズナギドリは数十万羽、巨樹の数は数えきれないほど。
交通の便は不安定で、時化が続く冬の間は、2週間も物資が途絶えることもあり、少ない物資を分け合いながら、のんびり暮らしています。
欲しいものが欲しいときに手に入りません。
かなり不便。
だけれども、そんな昔ながらの島暮らしも、なんだかいいものですよ。
豊かな自然を守る取り組み

御蔵島は海と山との高低差が大きため多種多様な生物の宝庫。
貴重な自然を守りながら、持続可能な形で観光業を行う「エコツーリズム」に積極的に取り組んでいます。
海へ行くにも山へ行くにも、東京都自然ガイドの同行が必要。観光のお客様だけで遊べる範囲はほんの少ししかありません。
御蔵島へのご旅行の際には、ドルフィンスイムやハイキングなどの予定を事前に決め、ご予約されてからご来島ください。(当日の手配・変更は間に合わない確率が高いです)
●昭和39年7月 富士箱根伊豆国立公園に指定(環境省)
●平成16年4月 東京都との協定によりエコツーリズムを開始(東京都環境局)
エコツーリズムとは
地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みです。
初心者さんには7~9月がおすすめ

御蔵島の緯度は和歌山県と同じくらい。
雨や曇りが多く風も強いため、体感温度は低めです。
残念ながら、南国ではありません。
4~6月までは海や山に慣れた上級者さん向け。
初心者さんや体力に不安のある方は、7~9月をおすすめします。
基本情報

最高標高 | 851m(御山頂上) |
面積 | 約20km² 海岸線長は約16km |
気温 | 都内と同じ |
物価 | 都内の1.5~2倍 |
飲料水 | 水道をひねると美味しい水が出ます |
コンビニ | なし |
郵便局 | あり |
商店 | 2軒あり(18時閉店) |
飲食店(朝営業) | なし |
飲食店(昼営業) | 1軒(月火定休・要予約)。お弁当販売2軒(要予約)詳しくはトップページ ※美々庵、やまやは閉店しました |
飲食店(夜営業) | 1軒あり(要予約)詳しくはこちら ※ちぃBarは閉店しました |
自動販売機 | 飲料水の自動販売機は里中に4つあり |
バス・タクシー・レンタカー | なし |
独特のルールとマナー

宿の収容数に限りがあり航路の安定しない島なので、日帰りは出来ません

テント泊は禁止です

動植物の持ち出し・持ち込みは禁止です

里中は生活の場なので、水着や上半身裸で歩くことは、おやめ下さい

自転車をお持ち込みになっても乗れません
必ずお持ちください
酔い止め、虫刺され薬など
薬局はありません。海ツアーも山ツアーも乗り物酔いをする方が多くいらっしゃいますので酔い止め薬は必須です。
また、ヤブ蚊のほかにアカイエ蚊という強力な蚊がいます。ご注意ください。
朝食
大型客船の到着は朝6時、商店が開店するのは9時頃です。到着してすぐに食べ物を買えるお店はありません。必ず都内から持参してください。
現金
MITOMIでは現金、PayPay、LINE Payをご利用いただけます。(ランチの引取をMITOMIで代行した場合は、現金にてお支払いをお願いします)