ドルフィンスイムのコツ

シュノーケリングのコツ【初級シュノーケル】
御蔵島の宝、HANAKOちゃん(フリーダイビング日本代表選手)の動画でご紹介
シュノーケリングのコツ【初級フィン】
御蔵島の宝、HANAKOちゃん(フリーダイビング日本代表選手)の動画でご紹介
シュノーケリングのコツ【中級】
スタッフ夢ちゃんが泳いでくれました。5m潜行し、5m進み、浮上。まずはこれを挑戦してみてください。
イルカの状態をゆっくり観察する【初級】
入水したら、イルカと同じ方向に泳ぎながらそっと近づいてアプローチ。こちらに近寄ってくる様子がなく、目を瞑っている(寝ている)イルカもいるため、今回は追いかけずに見送ります。
仲間とのアイコンタクト【中級】

御蔵島でよく起こること。
それは、イルカが見えた途端にみんなが一斉に潜ってしまうこと。そのおかげで水中が大混戦し、浮上時にヒト同士がぶつかりそうになったりします。

そしてなんとももったいないのが、後からやってきたイルカがヒトに興味を示しているのに、みんな息切れして水面にいる、という状態。

周りの人の動きを見ながら、常に1~2人が水中にいるようにすると、ゆったりとしたスイムになるような気がします。

個体識別(ID)【上級】
御蔵島に生息するミナミハンドウイルカ(約130頭)は、傷痕やヒレの欠けを元に個体識別され、呼び名が付けられています。『昨日も同じイルカを見たかも!』『シャクレが赤ちゃんを連れている!』と水中で判別できるとより一層楽しくなりますよ。気に入りのイルカを見つけてみてください。

おすすめ装備【マスク】

快適にドルフィンスイムを楽しむ為にはまず、自分の顔に合ったマスクを選ぶ事。

そのコツは、

  • フィット感
  • 見た目

以上!

実際に販売店に行き試着してみる!これしかありません。鏡に映っている自分をみてカッコいい(可愛い)のを選ぶだけ。一眼マスク、二眼のマスク、スカート(顔に当たるゴムのところ)の色などは好みですね。

長年使い込む人や水中で撮影をする方は、光を通さない不透明なタイプ(ブラックシリコンまたはホワイトシリコン)のスカートを好む方が多いようです。汚れも目立たない。

MITOMIのレンタルマスクは日本人の顔にフィットしやすいとされるGULLのマンティスシリーズのブラックシリコンを採用しています。GULLの回し者ではないですよ。ただの船長の好みです。

左はTUSAのクリアシリコン、右はマンティスLVのホワイトシリコン

スカート部分がクリアシリコンの場合
●メリット:視界が広く閉塞感がない
●デメリット:眩しい

スカート部分がホワイトまたはブラックシリコンの場合
●メリット:暗いところでもよく見える
●デメリット:閉塞感がある

ともあれ、まずは試着ですね。顔の小さな女性用に小さめマスクなども販売されていますので、ぜひお店で試着してみてください。

フルフェイスマスクは残念ながらおすすめしません!あしからず…。


おすすめ装備【フィン】

御蔵でのドルフィンスイムにはフルフットタイプのラバーフィンがおすすめです。
昔から愛用しているGULLの製品を使ってご紹介~♪

1:エムデン&ミュー
初心者~中級者まで使える定番モデル。初めての方は迷ったらコレ

2:スーパーミュー&ワープ
しっかり水を捉えて進むので、中級者~上級者向け。御蔵のガイドさんの多くが使っているモデル

3:バラクーダ
重い!長くて邪魔!など好き嫌いがハッキリするフィンですが…水中では凄くしなるので、遊泳速度はピカイチ。取り扱いにテクニックがいるので上級者向け。

「いいフィンを使う」のではなく…脚力やスキル、好みなど「自分に合ったフィンを使う」の方が、ストレスなくイルカと泳げるようになります。 個人的な評価なので参考までに。



おすすめ装備【スノーケル】

MITOMIでは「排水弁」が付いたタイプのスノーケルをお薦めしています。理由は…

  1. スノーケルクリアが楽になる
  2. 水が残りにくい

泳いだり潜ったりするとスノーケルの中に水が入ってきます。その水を外に出す行為が「スノーケルクリア」。

排水弁が付いたタイプなら、上と下、両方から水が排出されるので肺活量が少ない方でも楽に行えます。また、弁が一番下についているモノだと、中に水が残るという事が少なくなります。

水面で声を出すガイドさんや、ダイビングでも兼用したいという人には、各写真の左側のストレートタイプがオススメ。

逆に、ダイビングではあまり使用しない、口に水が入るのが苦手、という方には、写真右の排水室付きをおすすめします。

MITOMIのレンタル器材は、右の排水室付きスノーケルです。

スノーケルの先にドライアッパーのついたものも、スノーケルクリアを楽にしてくれるのでおすすめです。

【注意】
近年多くなってきた「フルフェイス」や「ドライスノーケル」というものは、MITOMIでは禁止にはしていませんがおすすめもしていません。
その理由は…
止水の構造部が、塩噛みや砂噛みで動かなくなり呼吸が上手くできないというトラブルが多発しているからです。商品を否定するつもりはありません。ただ御蔵島でドルフィンスイムをするには適さないと考えています。
ドルフィンスイム上達のために選ぶべき器材は「シンプルイズベスト」ですね。

MITOMIのレンタル器材のご紹介